ひなたざか

ひなたざか…。

DCDLから、がな推しからひなあい、4人のモデル起用、立ち漕ぎ、HINABINGO、DASADA、3年目のデビュー、大まかな全体のデカい仕事。そこから多数のフェスに参加したりワンマンはデカくなっていき4枚のシングルもできた。別れもたくさんあった。ファンもたくさんできた。最初はねるのバックダンサーにされる予定だったメンバーが気づいたらこんな場所までいた。アルバムができる事自体は完璧な区切りであって一つ一つは大切な通過点。そんな通過点の一つがアルバム。自分はもう一枚だしてからかな？と思ってた。そして、菜緒ちゃんのセンターも次で最後かな？とは感じてた。

自分自身グダグダ、こうでなきゃいけない、とかこれがエモいとかいう気はサラサラないし、時代が変わるごとに連れて忘れていってしまうものもたくさんあるのでその点に関してはあまり言いたいこともないんだけどアルバムのセトリでもユニットに入ってないメンバーがいるのも寂しい。また、辞めていったメンバーがいるのも寂しさが拭えない。

勿論、新しいユニット曲が楽しみなのもあるし一番思い入れの強いovertureもあるのも嬉しい。実は日向坂46で一番好き、というより思い入れしかない。ハピオでひなのが出てきて、それで日向坂46へと続くあのけやき坂のラストライブ。二部構成になる為にメンバーが捌けた時、けやき坂46は終わった。そしてあのovertureが始まった時に日向坂46が始まった。それが俺も最後のライブとなる筈だった。好きだけどファンとして新しい始まりをするメンバーと共に新しい始まりを共に俺も現場を退こう、と考えていた。まあ、何故残ったかは過去の菜緒ちゃんのProlougueを読んで頂きたい。

あれから2年の中で、メンバーも変わっていき新しいメンバーも増えて変わっていった。現場でのファンの事件も増えていき、いざこざや小競り合いも増えて誹謗中傷も増えていった。多分、だがコロナ禍に於いてSNSの中傷、動画の無断転載は今が一番のピークである。また、メッセの画像、映像、内容の垂れ流しも実際に多数流れてる(1番はYoutube。配信ライブもやはり流されてた)。

ファンが増えるたびに治安が悪くなるし民度も悪くなるのは仕方ない。ツィッターも掃き溜めみたいなのが増えてきた中、年齢層も下がるのでこればかりは、とは思ってる。ただ、別に真面目に応援しろだとかメンバーが悲しむ事するな、だとか人に対して価値観を押しつけるわけでもないし、それが必要ならご勝手に、になる。現に欅坂46の誰がその鐘を鳴らすのかのライブ映像も即垂れ流しが始まってる。どの坂道もそんなもん。実際には兼オタの民度が腐り始めたのかもと感じてるが実は坂道なんざ兼オタが大半だ。

そんな中で日向坂だけに特化させて2年。現場にずっと通って感じた事、思った事、色々あるがそれが形になってくれたひなたざか、というアルバム。ひなあいやビンゴ、テレビ番組のゲストで出てる一面とは違う、歌って踊る、アイドルとしての「本質」が詰まったアルバム。じゃあ、おひさまという奴らは何を見ているのだろう？俺は、単純に様々な現場で培ったもの、新しく挑戦していくもの、新しい風、それが詰まったアルバム、新しい日向坂としての「挑戦」だと思う。結論から言うと青春の馬は「日向坂46のカタチ」にならなかったのかもしれない。それは形が定まらない中での強引なカタチを作りたかった、何かに縋るくらいにわからなかったのかもしれない。しかし、このアルバムにはそんながむしゃらさが詰まった曲もある。でも、まだわからないのはメンバーなのかもしれない。それにそれが決まった時は…、いやこの話はやめておこう。全ては約束の卵が終わったら。ひなくり2020が終わったら、である。今はこれが目的の場所、そして辞めていったメンバー、今まで日向坂46に関わった共演者含めスタッフの皆様、そして家族友人の皆様、そしてそんな人達も中にいるのだが…、おひさま。勿論、健全な人間もいるのはわかってます。そんな人達にとっての大切な場所。その約束の卵に更に近づくためのブーストダッシュみたいなもの。そしてツアーも始まる(本来なら終わった筈だがw)。

そして、ドームまで100時間を切った。時間はなくなっている。

そして、このアルバムが更なる飛躍と共にとても大きな役割を担う。そして、メンバーにも更なる責任がつき始める。ひらがなで書かれた重み、人気グループとしての重み、社会における重み、そしてファンに対しての重み。このアルバムはそれくらい大事なアルバム。ひらがなけやきからの脱却をかけた作品でもあるのだから。

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